・夏期の建物廻りの温度は、日射の当たる南と日陰の北側では
   数度の温度差があり、地表面においてはその差は最も大きく
   なります。
 『エアサイクルの家』では、日本古来の手法に立ち戻り室内の
 通風と共に、北側地表面の涼しい空気を取り入れ、建物の最も
 熱の溜まる高所より排熱を行います。
 また、屋根、壁においても空気層を介して熱気の排出をパッシブ
 手法によって行う複合システムとしています。
 ・冬のシステムは、積極的に開口部より日射を集熱し、
  エアサイクル層を利用して他の居室へ熱配分を行います。
  更に、オプションの機能として床下に発熱体を設け、室内の
  連通したエアサイクル層を利用して暖気を循環させることにより
  壁、床、天井を暖め、6面幅射暖房も行えます。



夏はオープン、冬はクローズ。動く空気で健康住宅